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浮気発覚して3年の贖罪生活で何とか許してもらった。天罰って本当に存在する【1/2】

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2015/04/19
2018/03/10 【投稿者を着色し再掲載】
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dokuo

  【1/2】   2019/10/08 21:00 公開

  【2/2】   2019/10/08 21:30 公開

319: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:42:39 ID:1n7rysPIO

浮気発覚して3年の贖罪生活で何とか許してもらった
天罰って本当に存在する
目には見えない何かに監視されていて悪行には天罰が下るようになってる
私はそう確信した
何であんなことをしちゃったんだろう、って今更言っても後の祭だけど
何かのTV番組で女は精神的に追い詰められると反射的に自分に不都合な情報を脳内から消去して都合の良い物語に作り変えて信じ込む習○があるってやってたけど、あれ本当
見つかった瞬間不都合な情報が頭からスパッと消えた
あれ?何で私はこんなに怒られなくちゃならないの?私今迄家庭の為に頑張ってきたのにってなる
自己防衛本能が働く
危ない
それでも辛うじて許していただけた理由は頭が真っ白になっても脳内を自分に好都合な物語が占拠しても言い訳せず、ただひたすら御免なさいで通した事に尽きると思う
あそこで一言でも言い訳がましい事を言ったら即アウトだったと思う
捨てられた後の自分の人生考えたらゾッとする
アラフォーバツイチ女が人生再出発なんて無理だもの
仮に可能だとしても今の自分の家庭以上のグレードのものを造りだすのは絶対無理
浮気した私がこんなこと言うのは矛盾してるってこと十分承知してるけど、私にとって家族は最高傑作だから
それだけに自分自身に対する失望も大きかった

320: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:43:25 ID:1n7rysPIO

でも私の場合自分に不都合な記憶を思い出すのに優に一年以上かかった
それまではいくら内観しても分からなかった、しんどかった
私は夫を心から愛していたし、アラフォーながら一応夜のい.と.な.みの方も週2回前後はあったし
だから全然レスではなかったし、義務でこなしてるつもりも勿論なかった
夫も子供もあんなに愛していたのに!って、そんな私が何で浮気なんかするの!って思った
自分で過ち○しておきながら馬.鹿みたいだけど、本当にそう思ったんだ
いくら家族や両親から責められても自分自身のことながらさっぱり分からなかった

だから再構築期間中、私は夫の無視に遭いながら必タヒに内観した
自分が堕ちた理由を探し続けた
だってそれが分からない限りたとえ夫が許してくれたとしても同じ間違いをオ.カ.す可能性があるから
私は自分で自分が怖くなってた
それで一年以上かけてようやく自分を俯瞰で見れるようになってきたの
そうして初めて私は自分の問題点に気づくことができてきた
よ~くよく思い出してみると、過ちをオ.カ.す随分手前のところで心に綻びが出来ていたのだということを思い出してきた

321: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:43:59 ID:1n7rysPIO

私が不倫をしてしまった原因は仕事があまりにも順調にいきすぎたという事、それに尽きる
勿論そんなの何の言い訳にもなりはしないけど
特定されると困るから焦点ボカすけど、私は某メーカーに入社し、そこの技術開発部に所属していた
そこでの仕事ぶりはまあ身贔屓入れても中の上ぐらいなものだったんじゃないかな
可もなく不可もなく日々こなしてるって感じ、向いてるけど達成感みたいなものはなかったと思う

で、私は入社三年目くらいから営業部に自社が開発している新製品の機能説明をする担当になった
うちの製品は他社に比べてこれこれこういう部分が優れていて、他所は何処が劣っているとか
逆に自社は他所に比べて何処が劣っているのかもきちんと説明した
それで劣っている部分はこういう風にフォローしていったら良いとか、私なりに営業の視点に立った戦略を練って説明をした
その仕事ぶりを当時の営業課長、つまり私が浮気してしまった相手に認められて営業部に配置転換されたわけ
「君の説明は凄く分かりやすいからきっと営業の方が向いてるよ」って勧誘されて
技術開発に未練がなかったわけじゃないけど、そこは完全に男社会だったし、やっぱり仕事ぶりが認められるっていうのは嬉しかったし、結局私は営業部転属の話を引き受けることにした

322: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:44:35 ID:1n7rysPIO

課長の言う通り私は営業部の水が合ってたらしく2年目で先輩の4倍近く売り上げるようになっていた
技術畑にいたというのが凄く強みになっていたと思う
自社製品を売り込みに行ったら他社のマシンがトラブル起こしていて、私が直してみせて大きな仕事を貰えた事もあった
当時の私の年俸は二十代にして既に700万近くになっていた
「ほらね?俺の見立て通り向いてたろ?」って課長に言われ「はい、ありがとうございます!」みたいな感じで私は彼の秘蔵っ子みたいな感じで重宝して特別に育ててもらっていたと思う
売り上げを伸ばして自信がつくと自社の粗も目立つようになる

それでカタログやパンフレットやらにも口出すようになって、じゃ、君が好きに編集していいよって言われて、うちの会社に出入りしてる印刷屋さんにデザイナーを紹介してもらったの
それが私の未来の夫だった
これがもう完全に私のドストライクにタイプの人で、当時彼は他に好きな人がいて相手も彼に好意を持ってたらしんだけど、私が強引に割り込んで自分を売り込んで、つきあって~つきあって~って猛烈アタック
公私混同もいいとこだけど毎日夜更けまで携帯かけまくった
正直私がこんな肉食系だとは思いもよらかった、新たな自分を発見した思いだった

323: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:45:01 ID:1n7rysPIO

でも課長はそれが凄く面白くなかったらしい
せっかく育てた営業部の逸材をみすみす印刷屋下請けのデザイナーごときに渡せるかっていうんで、未来の夫の出入りを止めさせようと裏工作しようとしたの
で、それに私が気づいて烈火のごとく怒ったもんだから渋々課長は折れて容認した
結局課長が危惧した通り、私は彼と結婚してすぐ子供ができて職場を離れてしまった
だって大好きなんだもん

私が職場を離れても課長は毎年私に暑中見舞いと年賀状を出してくれて、必ず最後に職場復帰する際はご連絡下さいと書き添えられていた
ここまで読んで課長が私に気があったんじゃないの?って思う人が居るかもしれないけど、そうかもしれないけど、私はそうは受け取らなかった
何故なら私の営業成績は課長をそうさせるに十分なものだったから
多分その時は純粋な気持ちでそう書いてくれていたんだと思っている

324: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:45:27 ID:1n7rysPIO

でも結局私は三人の子供を生んで、育児生活に追われて職場復帰どころではなく、十余年の月日が流れてしまっていた
その間に課長は部長に昇進していた
で、上の子が小6になって始めて三人の子を進学させるのに我が家はかなりお金が足りないという事に気づいたわけ
幸か不幸かうちの子は三人共勉強がかなり出来る
間違いなく大学まで進学するだろうことは容易に予想できたので、さあこれは困ったぞと
夫も「僕の給料がもっと高ければいいんだけど、ごめん」って頭を下げられた
「大丈夫、心配しないで、私も働くから」って
十余年が過ぎてはじめて私は毎年書き添えられていた職場復帰の言葉をリアルに考えるようになった
夫に相談し、私は部長(課長)に電話した
「お茶くみで良いので雇ってください」って
こんなおばさんにお茶くみもないけど、とにかく何か仕事くださいって頼んでみた
部長は「ようやく決心してくれたんだね」って雇用担当に頼んでくれて、私はすぐに採用された

十何年ぶりかに出社してみると営業部の面子もかなり変わっていて課長も部長に昇進していたし、同期のぺーぺー君が係長や課長になっていた
「やー全然変わっちゃいましたね、私ついていけるかな」って部長に言ったら
「君は才能あるから直ぐに追いつけるさ」って励ましてもらって
「や~あなたが伝説の」とか「お噂はかねがね」とか若い子達に持ち上げられて「部長いったいどんな紹介したんですか」って私が言ったら「俺は事実しか言ってないよ」って
まぁ、そんなこんなで私は再び元の会社に復帰したわけだ
私はしばらく部長付きの秘書兼営業という事で行動を共にする事になった

325: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:45:51 ID:1n7rysPIO

手前味噌で恐縮だけど、やはり私には営業の才能があるようで、成績はみるみる若い子のそれを追い抜いていった
「噂通りですね」って言われて素直に嬉しかった
技術開発に居た影響で多少の機能的不満はプログラム書き換えさせて臨機応変に対応できたのも強みだった
技術開発時代の同僚も偉くなってたし色々助けてもらった
夫の存在も大きい
そこそこ大きい会社だから当然トラブルもあった
私が落ち込んでも、君には四人の強力なサポーターがいることを忘れないでって言って慰めてくれた
会社を辞めても帰れる家があるんだよって
その言葉で開き直れた
私は部長と一緒に次々難敵を陥落させていって、三年目には圧倒的な売り上げを評価され社長賞を頂いた

私の年俸はあっさり夫を超えていった
来年から部長は常務、私は二段跳びで次長との内示がきた、嬉しかった
当時の夫の年俸は350万弱
年齢的に考えるとけして高いほうではない
でも私は彼を軽んじてなどいなかったし、年俸が再び高くなっても彼への愛は不変だった思っていた
三人の子供も思いやりのある子に育ってくれて私は大好きだった
私自身も愛されていた
でも私は家族の信頼をあっさり裏切ってしまった

1年余の月日を経て、じわじわと蘇ってくる記憶を頼りに考えてみると、その頃既に私の心の中に綻びがあちこち出来ていたように思う
いや思う、ではなく、出来ていたんだ、うん
二人で成果を挙げだした時のことを改めて思い出してみると語彙不足な私は上手く表現できないけれど、そこに恍惚とした甘い何かを私は感じていた
多分部長もそれは感じていたと思う
それを達成感と一言で片付ける事もできるけど、違うね、私の本心が違うと言ってる
それに行動を共にすると、お互い波長を合わせようとするからそこに阿吽の呼吸みたいなものが出きてくる
それは仕事においては良いことなのだけれど、男女の関係においては微妙な危険をはらむものだ
たとえば冗談の言い合いとかでも絶妙なタイミングで切り返せるようになる
「まるで夫婦みたいですね」と同僚にからかわれたりした
「だって家のかみさんよりも一緒に居る時間が長いもんな」って部長に言われて
その言葉を聞いて確かに私はまんざらでもない気分になっていたんだ
思い出すと凄く胸が痛むけどそれが事実なの
これはもう潜在的な不貞行為だったと思う

326: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:46:13 ID:1n7rysPIO

それに二人で一緒に行動してるからって社食でいつも向かい合わせに昼食とっていたのもマズかった
危機管理がきちんとしている人ならお弁当にするとかして何とか上手く回避するはず
私はそれをせず「たまには外に蕎麦でも食いにいくか」と誘われると、それすら断りもせずそそくさと部長と行動を共にした
完全に緩んでいた

そして私は決定的な過ちを○してしまう
思い出すと心臓がギュッと締め付けられる
凄く苦しい

私と部長は2年越しで超大型顧客獲得に奔走していた
そこは仕入れ担当と競合他社が鉄板の関係を結んでいて実質上落城は不可能だと社員の誰もが思っていた
しかし落とせば約百億の大きな仕事、やり甲斐はある
競合他社は仕入れ担当にいわゆる袖の下を使っていた
まあそれくらいの仕事になると我が社もそういう手を使うから人のことをとやかくは言えないけど
その仕入れ担当は年間2~3千万くらいのバックマージンを貰っているという噂もあった
それどころか何処かの美人コンパニオンを営業担当に雇い、枕営業させていたという話もある

正面から当たっても落城は不可能だと判断した私達は、つてを使って仕入れ担当の上司に取り入った
別の会社の交合で偶然を装って接近し、ゴルフ接待にもっていった
部長はそういう方向に持っていくのが絶妙に上手い
私も下手糞ながらに同行した
帰りに飲ませてタクシー代といって必ず十万渡した
当然特別営業費で落としたけど
それでようやく小さな仕事は貰えるようになった
汚いと思われるかもしれないけど、この国にはいまだにそういう風習が残っている

327: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:46:52 ID:1n7rysPIO

私達は遠まわしに御社の仕入れ担当が数千万円のバックマージンを貰っていると担当上司に吹き込んだ
競合他社が他所に降ろしている価格を調べて教え、御社はこの価格で仕入れているはずだから差額がこれだけある、残りは何処に行っちゃったんでしょうかね?みたいな事を言ったら「あいつそんなに抜いてやがったのか!」ってさすがに怒ってた
そういえばポルシェを買ったとか言ってたとか何とかえらく憤っていた
結局、仕入れ担当が二ヶ月の短期出張に言ってる間にそれを告発し、仕入れ担当は出張先で戻れぬ身となった

私達がそれを知ったのは部長と外回りをしている最中だった
午後4時くらいで会社に戻る途中だったと記憶してる
部長の携帯に連絡が入って「お宅の製品を入れるようになったから、よろしく」と言ってきたらしい
「やった~~~!!」って、二人で人前もはばからず万歳三唱した
だって百億の仕事だ、今までの仕事とは桁が違う
「やった~!」って言いながら万歳した手で部長とハイタッチ
そして「よかったね~」と言いながらお互いハグし合った
この時は3年以上経った今でも厭らしい気持ちはなかったと思っている
しかしハグはやりすぎだった、猛省しなければならない
とにかくその時周りの人が私達を奇異の目で見てたのだけは覚えてる

「飲みに行こう!」って部長が言って
「はいお供します!」って私は応えた
今まで二人っきりで飲みに行ったことは一度もない、さすがにそれはない
同じ部署の仲間と一緒に飲むことはたまにあるけど、それも駅前の立ち飲み焼き鳥屋だ
でも今日は特別、だって百億の仕事とったんだから上司と二人っきりで飲んでも許してくれるはずってこの時私は考えてた
ほろ○い加減で帰って、夫に抱きついて、今日の快挙を褒めてもらおうと思ってた
甘かった

328: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:47:29 ID:1n7rysPIO

「今日はちょっとお高いところに行きますか!」って部長が言って
「いいですね~」って私は高揚した気分で応えた
高級割烹料理屋に行った
それぞれ個室に分かれていて掘りごたつ状になってるところだった
そこでお高いシ酉を飲みながら二人で我が社の行く末について熱く語り合った
「これからは商品を売るだけじゃ駄目だ、文化を作っていかないと」
「文化ですか」
「たとえばソニーがウォークマンを作ったときの様に、商品がそのまま文化になっていくものを作っていかないと結局決まったパイの奪い合いになるだけだ」
「分かります、今の日本にはかつての文化を発信するパワーを失ってますよね」
「そうそう機能○ばかり重視して、オタクにおもねた商品ばかり作ってる」とか
「少子化を何とかしないとどうにもならんよ、うちは自発的に女性の社会復帰を促進させるべきだ」
「政府がとか誰かのせいにしてる場合じゃないですよね」とか
そんな上から目線の話をしながら、だから私達の会社をああしようとかこういう風にしていくべきだとか延々と語り合った。
おシ酉の力もあって、まるで天下を取ったような恍惚とした心地よい時間だった

しかしそのお店は人気店だったので三時間でお開き
ああ、このまま帰りたくないなって私は思った
この心地いい時間をもっと共有していたいって私は思った
店を出て涼風を浴びながら部長は自分の腕時計を確認した
まだ帰りたくない
私は次の店へ行こうという誘いの言葉を待っていた
「まだちょっと早いな」部長が言った
私は凄く嬉しかった
「カラオケでも行こうか」
「良いですね!パ~っと歌っちゃいましょう!」
部長がタクシーに手を挙げた
最寄のカラオケルームのあるビルの前に着けてもらった
そこは五階建てのビルだった
五階全部カラオケルームで占められていた
私達は受付をすませ、部屋の中に入った
私達はそこでもおシ酉を飲んだ
ハイな気持ちをキープしたいと思った
だからピッチも早かった
最初はお互いに十八番を選曲した
次に子供がいつも歌ってる最近の人気曲を披露し合った
子供が小さい頃の曲を歌ってお互い爆笑した
嫌でも覚えちゃうよねぇとか言ってはしゃいだ

329: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:48:11 ID:1n7rysPIO

部長がページをめくりながら「デュエットしちゃう?」と言った
私は「いいですよ」と答えた
本当は少し躊躇したけど、そこまで意識することでもないかと思い直した
私達はデュエットソングを並んで歌い始めた
最初はお互い遠慮しながら歌っていたけど、歌ってるうちに盛り上がってきた
気付いたら部長が私の肩を抱いていた
私達は途中でマイクを一つにして自分のパートを交互に歌いだした

何曲もそうやって歌っているうちにみだらな気持ちになった
そして彼は次の曲がかかる前にさりげなく背後に廻った
何だかドキドキした
曲がかかりだした
歌ってる途中で彼は私の腰にそっと手を添え、ゆっくり体を密着させてきた
彼の硬直したものを感じた
ドキッとした
気づかない振りしてそのまま歌い続けた
徐々に部長の指先に力が入った
露骨な求愛行為に笑って誤魔化した

でも本当は濡れた
今日だけだから
一線を超えた訳ではないから
明日から元の生活に戻れば良い事だから
これぐらいは大丈夫
今日は特別
これぐらいは百億の仕事を取った私達の成功報酬として許される範囲よねって
頑張った者同志のエールの交換みたいなものだって
ほろ○い加減の私は恍惚とした意識の中で、そんな馬.鹿げた事を思ってた
私達は暫く求愛行為を続けた

330: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:48:45 ID:1n7rysPIO

これはすべて飛んでた記憶だ
思いだすたびに私は頭を抱える
苦しすぎて悶絶する
今でも仕事場で急に頭を抱えて心配をかける事がある

そして決定的な過ちをオ.カ.す瞬間が来た

私は○った手つきで選曲用のリモコンの操作がおぼつかず、部長が私の横に座って手伝ってくれようとした
「どれどれ」って言いながら彼の顔が私の横に迫った
ドキドキした
ソファーにつく私の指先に彼の指先が偶然触った
私はそれを分かっていて避けなかった
彼のゴツゴツした指先が私の指先に徐々に重なっていった
完全に手と手が重なって、彼は指をギュッ結んだ
私もギュッと結び返した

彼が私の肩を抱き寄せ、唇を重ねた
タ○コの臭いがした
彼の舌が私の口の中に入ってきた
私も彼の口の中に舌を入れた
彼の舌が私の舌に絡まった
私も彼の舌に自分の舌を絡めた
外から誰かが歌ってる声が筒抜けに聞こえてきた
彼の指が私の胸を弄りはじめた
私は声を漏らした
もう一方の彼の手か私の手首を掴んだ
私の手を硬直した部分にそっと置いた
「今日だけ、な、いいだろ?」
切羽詰った声で彼は言った

私はチラッとドアの小窓を見た
光の反射で外が見えなかった
「もう、奥さんにしてもらいなさいよ」
「すまない、どうにも収まりがつかない」
私は指先にギュッと力を込めた
指先に彼の形か伝わってきた
夫以外の形に異常な興奮を覚えた
私達はまた唇を重ねた
ま、出してあげるくらいなら良いかな
明日になれば元の二人、何くわぬ顔で日常に戻れば誰も傷つかない
そんな軽い乗りだった
最低な女だった
最低な私はヰスに没頭した
夢中になって彼の背中にもう片方の腕を絡めた

331: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:49:13 ID:1n7rysPIO

ドンドンドン!ドンドンドン!
入り口のドアが激しく鳴った
私達は慌てて体を離した

「店員だな、防○ビデオで見られたか」
「やだ、口紅着いちゃってるわよ」
私達はお互いに肩をすくめペロッと舌を出した
場所を代えたい、私は思った
きっと彼もそう思っていたはず

彼が席を立ち、入り口のドアを開けた

「お母さん…」
制服姿の青ざめた長女がそこに立っていた
浮かれた私が地獄の底に落ちた瞬間だ
最悪な事に長女の後ろには保育園時代からの仲良しのR菜ちゃんが虚ろな目をして立っていた
あ~筆舌に尽くしがたい、書いていて自分のことながらに戦慄が走る

「お母さん?」
怪訝そうに彼が私を振り返った

ああ、これが偶然であろうはずがない
私はそれまで神仏について深く考えた事はないけど、この時ハッキリ神の存在を確信した
だって、たまたま私達はここへカラオケに来て、たまたまここの五階の部屋を取って、長女が塾の帰りに最寄のカラオケルームに行ったら満室で3駅先のここに来て、同じ五階の部屋なんて、そんな偶然があるはずないもの
私を信頼しきった夫や長男次女の映像が私の脳裏で粉々に砕け散った

332: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:49:38 ID:1n7rysPIO

「M和…」
私は蚊の鳴くような声で長女の名を言うことしかできなかった
「お、お母さん何してるの?ここで…」
「ひょっとしてこの子は君の…」
「長女です」
「長女ですじゃないよ!この人と何してるの?答えてよ!ねぇお母さん!」
詰め寄る長女が私の肩をつかみ前後に強く揺らした
「ごめんなさい…」
だって、それしか言えない
「きみ…」
事態を察した部長が止めに入った

長女はその手を振り払い
「お母さん!みんなお母さんの事を大好きなんだよ?S美だってお兄ちゃんだって、みんなお母さんが大好きなんだよ?どうしてこんな事をしてるのよ!ねえお母さん!お父さんにこれどう説明するの?何か言ってよ、ねえってば!」
「ごめんなさい、ごめんなさい」
「き、キミちょっと…」
「あなた誰なんですか!?会社の方ですか!?」
気丈な長女が部長に詰め寄った
「私は…」
「名指見せてください!」

部長は名指入れから長女に名指を手渡した
きっと彼の○指のリングを確認したのだろう長女は「あなたも家族持ちなんじゃない!最低!」と言って彼の頬を叩いた
「すまない、こんなつもりじゃなかったんだ」
「どういうつもりだったんですか!」
「シ酉を飲んでて少し自分を見失ってしまったようだ、本当にすまない」
「ねえお母さんこの人こんな事言ってるよ!お母さんはおシ酉を飲むとそういう事を平気で出来ちゃう人なの?今まで私達が信頼してきたお母さんはそんな人だったの!?ねえお母さん!」
「ごめんねM和…ごめん」
ぐうの音も出ないとはこの事だ、自分で穴を掘って生き埋めにされた方がまだマシだと思った
「違うんだ、大口の仕事で成功して、それで浮かれてしまって、誓う!僕とキミのお母さんは今までこんな事をしたことは一度もない、一緒に飲みに行ったのも初めてなんだ、な、そうだろうキミ」
部長が私の同意を求めたけど私は頷く事ができなかった
だってそんなのは何の言い訳にもならないことぐらい十分理解していたから
「汚いよ!二人とも汚いよ!汚い!」
長女が泣きじゃくりながら叫んだ

333: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:50:09 ID:1n7rysPIO

後ろから「どうしたの?」とルームメートがぞろぞろと外に出てきた
気を利かせた親友のR菜ちゃんが「行こう」って言ってルームメートをエレベーターの方へ引っ張っていってくれた
「すまない、僕らに少し時間をくれないか、頭が混乱してるから整理したいんだ、頼む、直ぐ帰るから」
彼はそう言って長女を諭した
「お母さん、この人と逃げる気なの?」
私は黙って首を横に振った
「逃げたりしない、必ず帰る、だから頼む、少し時間をくれないか」
「逃げたら一生許さないからねお母さん、私あなたの事を凄く好きだったけど、凄く尊敬してたけど、逃げたらあなたの記憶を金輪際未来永劫記憶の中から消し去るからね」
グサッと来た
心臓を抉り取られたような気がした

「M和、大丈夫、母さん必ず帰るから」
声を絞り出しながら辛うじてそう言った。
「タクシーに乗りなさい」そう言って部長は財布を取り出し彼女にお金を手渡そうとした
「要らない!あなたが出すのが筋でしょ、さっさと出しなさいよ!」
もはやお母さんとも言わなくなった長女が私に手を出した
私は一万円札を取り出し手渡した
「心配しなくていいよ、ちゃんとお釣りは返すからね、帰ってこれたらの話だけど」
そう吐き捨てると長女は帰っていった

「参ったな…」
部長は膝に手をつき、さすがに焦燥感を募らせているようだった
「帰ります」
「僕も一緒に出よう」
受付まで降りるエレベーターの中に気まずい静寂が訪れた

一緒に外に出て彼は私にタクシーを呼んでくれようとしたけど、私はそれを断った
「少し気分が悪いから電車で帰る」
「そうか、お互いどう対処したらいいか帰り道頭を冷やして冷静に考えよう」
そう言うと彼は自分のタクシーを止めて町の中へ消えていった

334: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:50:57 ID:1n7rysPIO

彼のタクシーが町の光の中に完全に見えなくなると、私は電信柱の横にこれまで飲んで食べた物を全部吐き出した
お願い!夢から覚めて!
何度も心の中でそう叫んだけど、口の中の酸っぱい胃酸の香りが現実を知らせた
逃げたら絶対許さないという長女の言葉を思い出した
そうだ、私には帰らなければならない
それが私の責任なんだから

タクシーに乗る、降りる、マンションのセキュリティボタンを押す、開く、エレベーターの前まで歩く…
タヒ刑囚が絞首台に乗せられるまでの心境を私は理解することができる
行けば必ずタヒぬと分かってて、あえてそこに行かなければならない心境
ドアノブに手をかける時のあの心境
思い出すだけで冷や汗が流れてくるわ
ギイ・・・ってドアが開いて
玄関に夫と長女と次女の靴があって
ああ、長男はまだ帰ってないのかってそういう記憶だけはやけに鮮明に覚えてる
玄関の照明は消されていて、薄暗くて自分でスイッチ押したら
私の荷物がどっさりまとめられていた
ギョッとした
私、捨てられちゃうんだって思った
何もかも失っちゃうんだって思った
長い間苦労して努力して創り上げた自慢の城が全てぶち壊し
泣きそうだった
でも泣いたら終わり
だって傷つけたのは私なのだから、泣くのはおかしい、私が泣くのは筋が通らない
それぐらいの判断をする冷静さはあった

335: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:51:34 ID:1n7rysPIO

リビングの証明は点いているのに物音ひとつしない
不気味な静けさだった
怖い、入りたくないよって凄く思った
入れば捨てられちゃう
心は拒否反応を示すけど、何故か足はリビングの入り口に勝手に進んでいく
リビングの入り口に立つ私

黙ってソファーに座る夫が視界に入った
いつもは優しくお帰り!と言ってくれるヰス魔の夫が声一つ発せず腕組みをしながら目を瞑ってた
続いてパソコン机の椅子に座る長女と地べたに腰を降ろした次女が視界に入った
誰も何も言わない
私は静かに夫の前に立つと床に正座し土下座した
「すいません」
それしか言い様がなかった
「ただいまを言わないって事は帰るべき家ではないって自覚はあるみたいだね、ちゃんと荷物はまとめておいてあげたから」
長女が冷たく言った
ビクン!とした
自業自得だけど帰りたくない!って思った
捨てないで!って思った

「事情は概ね聞いたよ、一応君からも説明してくれないか」
いつもキラキラ輝いてる愛情に満ちた夫の瞳は、黒く沼の底の様に濁って見えた
「はい…」
「お母さん、他の人のこと好きになっちゃったの?」
兄妹の中で一番私にベッタリな次女が泣きそうな声で私に言った
私は小さく首を横に振って否定した
「他の人のとこに行っちゃうの?」
次女が続けて言った
私は応えようがなかった
それは夫が裁くべきことだから
「お母さん…」
出て行くのかと思ったのか次女が泣き出した
「へ~好きでもない人とあんな事出来ちゃうんだ?最低だね!」
長女の怒号が響いた
「ごめんなさい」
長女は情に厚く正義感の強い子だから余計に私の事が許せなかったと思う
「M和は黙ってなさい」
夫が長女を嗜めて、私に発言を促した
私はザックリとした事のあらましを夫に伝えた
欠けてる部分を長女が補足したりした

長女は私たちの後にカラオケルームに来て、小窓から私が知らない男の人と居るのを発見したらしい
不穏な空気を察した長女はトイレに行くふりをして何度も偵察に来ていたそうだ
R菜ちゃんは私と面識があるので途中で私の存在に気がついて長女と一緒に心配してくれていたらしい
それでいよいよ私たちが明確な不倫行為をはじめたとき、堪らずドアを叩いたと
最悪だと思った
最悪の母親だと思った

336: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:51:57 ID:1n7rysPIO

「君のその上司に電話しなさい」
夫はそう言ってさっき長女に手渡した名詞を私に差し出した
「はい、あの、どう言えば…」
「来てもらって話し合うしかないだろう」
「はい」

私は部長に電話した
奥さんが出た
「あの、○○(私の名)です、いろいろご迷惑をおかけして夜分遅くに申し訳ありません」
「ああ、あなた電話よ!」
冷たい奥さんの声質から、既に私達の不貞行為を聞かされてる事が分かった
「ああ、こっちは今話し終わったよ」
部長の声がした
かなり疲れてる様子だった
「あの…、主人が来てもらいなさいって」
「今から?明日じゃ駄目かな」
私はチラと夫の方を見てから
「お願い、今日来て」と小声で頼んだ
「う~ん、こっちも事情がね」
奥さんの心象を気にしている口ぶりだった

「そっちが来れないならこっちが行きますが」
夫が私から受話器をひったくると、上ずった声でそう言った
「ああそうですか、じゃ妻と一緒に明朝会社に出向きますよ、それで良いですか」
「オイ!あんたの都合なんかどうだって良いんだよ!今からそっち行くから待ってろ!」
「ああん?最初からそう言えよ馬.鹿!」
夫はドナりつけるとガチャン!と受話器を置いた
私が始めてみる夫の姿だった
夫はソファにドスン!と腰掛けた

337: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:52:23 ID:1n7rysPIO

待つ間、誰も何も言わなかった
私は正座して永遠とも思える時間を過ごした
玄関のドアが開いた
「あ、お兄ちゃんだ」
次女が小声で言った
長男がリビングに顔を出した
「どうしたの」
異様な光景に長男が驚いて言った
「お兄ちゃん何処行ってたのよ!」
長女が言った
「あいや、ちょっと友達とマー○ャン…、で、どうしたの?」
正座してる私を見ながら長男が言った
「この人がね!浮気したの!」
「浮気?」
素っ頓狂な長男の声
「そう!会社の上司とね、カラオケルームでヰスしてたの!」
「ハハ、うそだろ?またまた~」
「嘘じゃないよ!私がこの目でハッキリ見たんだから!R菜ちゃんも一緒に見たんだから!」
「R菜ちゃんもって…え、え~?ちょっと待ってよ…ウソだろ」
「これから先方がこっちに来るから、お前も着替えてきなさい」
「ちょっと待って、母さんが浮気だなんて信じらんぇよ、みんなで俺を驚かそうとして…」
「私だってウソだって思いたいよ!でも見ちゃったんだもん!私がこの目でみちゃったんだもん!嘘だと思うならR菜ちゃんに電話して聞いてみなよ!」
「信じらんねぇよ、俺、母さんはそういう事とは一番遠い人だと思ってたから」
「着替えなさい、もうじき来る頃だ」
長男がガン!と拳で柱を叩いた
「ア~!」と叫びながら長男がリビングを出ていった

私が家庭の明かりを消してしまった
昨日まであんなに輝いていた私の家庭を私が自ら消してしまった
何でこうなった、何で…
思い出せない、どうしたんだろう私

私の携帯に部長から連絡が入った
下まで来たと言うので部屋番号を教え、解錠ボタンを押した
チャイムが鳴った
夫が席を立ち、玄関のドアを開けた
部長夫婦が入ってきた

部長は入室するなり夫の前に膝を着き土下座した
「申し訳ない」
「申し訳ありませんでした」
私も部長の奥さんの前に膝を着き土下座して謝罪した

338: ◆W/gSwczTMg 投稿日:2014/08/27(水) 18:52:44 ID:1n7rysPIO

「この人は初めてだって言うけどどうなんですか?」
奥さんの声が頭上で響いた
「それは誓って言う!本当だ!」
「どうだか、私は前々から怪しいと思ってましたよ、ただの平社員に毎年毎年年賀状に会社に帰ってきてくれ、みたいな事書いて」
「それは純粋に社の為を思ってだ!現に彼女の成績は社で抜きん出て…」
「それでそちらに目移りしたんじゃないですか?見ればお顔立ちも随分お綺麗でいらっしゃるし、男の人は若い子の方が良いって言いますからねぇ」
「若いったってお前、彼女だってもういい歳だぞ」
「ふん」
「ただの気の迷いだ、たとえば君と彼女が崖から落ちかけていても僕は迷わず君を先に助けるよ」
「おい!」
長男が部長の胸倉を掴み○りつけた
空手黒帯の長男の正拳で部長は後ろに吹っ飛んだ
「あらあら乱暴なお坊ちゃんね」
「なに?」
「ボ.ウ.力沙汰になるとそちらが不利になりますよ、それでも良ければご自由に」
「くっ」
「聞けばウチのは火遊びだったようなので、どうですか、ここはお互い様って事で穏便に済ますというのは」

同じ浮気でも男と女では重みが違う
男は火遊びで済まされるが女の浮気はそうはいかない
私だって崖から部長と夫が落ちかけてたら迷うことなく夫を選ぶ
でも私が同じ事を言っても上滑りするだけだ
女の浮気は言い訳ができない
女は家庭を守る生き物なんだ
家庭の明かりは女が守る
給料を貰ってようが貰ってまいが関係ない
逆に男はお金さえ運んでくれば、浮気は火遊びで済まされる

  【1/2】   2019/10/08 21:00 公開

  【2/2】   2019/10/08 21:30 公開

コメント

  1. 名無し@2ch浮気速報 より:

    なんだこれ

  2. 名無し@2ch浮気速報 より:

    ナニコレ珍家族

  3. 名無し@2ch浮気速報 より:

    実話かどうか知らんけどw
    話としては中々面白かったと思います

  4. 名無し@2ch浮気速報 より:

    どうみても男性的な文章なのと客観的な視点も男性的なのでほぼフィクションだろうと思うけど大変面白く読ませていただきました。
    浮気バレの謝罪方法としては大変バイブル的な作品だと思います。

  5. 名無し@2ch浮気速報 より:

    冗長な小説的な文体だからか、懺悔のような内容のわりに自画自賛てんこ盛りだからか、リアリティーを感じないなぁ。

  6. 名無し@2ch浮気速報 より:

    只の病んでる人やね。スマホ横にして、(、。)見てみ?

  7. 名無し@2ch浮気速報 より:

    多分だが、ライター志望者が誰かの日誌か何かを手に入れて、話を再構成したと思う。
    時系列的にやや違和感を感じるし。
    そう言う意味では実話を下地にしていると思う。
    登場人物の中で間男部長が貧乏くじを引いたかな?
    主人公嫁さんは結構なお嬢さん育ちでしょう。
    何しろ親が娘一家五人が暮らせる一軒家を、都内に建てようと言い切るのだから。

  8. 名無し@2ch浮気速報 より:

    >>3
    ほぼ半分実話。実際には2003年頃の話し。
    投稿者が嫁に感情移入した為に、嫁が不利にならない色々とオブラートに包んだ話に、再構成しているんだよ。

  9. 名無し@2ch浮気速報 より:

    きちんと自己分析できているので、本当に反省して再構築に値する女性だ。

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