怒っているような、でもそれでいて穏やかな声だった
朝母「朝青龍、どうしてあんなことをしたの?」
朝青龍は黙っていた
あまりにも長い時間黙っていた
実際は10分ぐらいだが、すごく長く感じられた
朝母「答えなさい!」
朝母がドナった
多少大きい声を出すことはあっても、本気で怒った言い方なのは
今回が初めてだった。久しぶりに母親特有の怖さを感じた
朝青龍は泣かなかった
泣きそうだったが堪えてポツリポツリ話し始めた
朝「会社に行ったのは・・・辞めたと聞いて会社の人にも迷惑がかかったと
思い、謝りに行ってしまった。」
これにはあまり怒れなかった
朝青龍が自分なりに考えてしたんだろう
まぁ俺の気持ちとかを考えていたかどうかは分からないが
VIPでスレ立てするより
上司なり友達なりに相談しろ
スレたててまでやんな、っていう声が多数ありますが、
今回はネタうんぬんよりただの自己満足になってしまうと思う
立ててしまった今何と言っても仕方がないが、
俺が勝手にやってしまったことで、すまなかった
お前らの意見のほうが正しいと思う
でもここで甘えたくなってしまった
すまなかった
俺には友達はあまりいない
まぁ飲み友達とかならいるんだが、相談できる人がいないんだ
上司に相談はしたが、大変だな、ぐらいにしか言われなかった
その点でも、お前らに頼ってしまったこと、すまなかった
話の続きがききたい。
あおりを真に受けず続けて。
続き
間男の件については中々口を割らなかった
朝父がイライラしていたが、俺がまあまあとかいって抑えてた
これ逆じゃね?
朝母は疲れからか体調が悪そうだった
横になっててくださいと言ったが、青白い顔で大丈夫と言われた
全然大丈夫そうに見えない
1時間ほどたっても中々話さなかった
そこで俺は朝両親に、
俺「ご両親がいると話しづらいこともあるかもしれませんから、
寝室で寝ていてください。明日詳細はお話しますので。」
こういうと納得したのか、二人とも寝室に向かった
部屋には俺と朝青龍だけになった
部屋はシーンとしていた
朝青龍の息がまたブフーブフーいっていた
デフォで常にブフーブフーいているやつはそうそういないんじゃないかと思う
朝の両親が気の毒だ・・・
朝青龍の発言に期待
まず優しく聞いてみた
俺「間男には・・・どうして連絡したんだ?
全部終わったことじゃないのか?」
朝青龍はちょっと目を泳がせていたが、
話し始めた
朝「あなたと正式に離婚して、もうあなたに頼れなくなって、寂しかった。
また恋愛がしたくなった。でもあなたはもう無理だろうから、間男君なら・・・と思った。」
( ゚o゚)ぱーどぅん?
俺「え?え?だって間男には彼女さんいるだろ??
てか何考えてんの???」
朝「・・・あの彼女さんなら略奪できると思った・・・」
( ゚o゚)ぱぱぱぱぱぱーどぅん???
略奪wwwwwwwwwwwww
>>66ぱーどぅん?wwww
彼女と醜い喧嘩して同じ土俵に立ったと勘違いしたか
略奪できると思ったwwwwwwwwwwwwwww
俺「いやいやいやいやいや
結婚しようとしてるんだぞ?常識的に考えろ
てか無理だから。普通に。いや普通に。」
まぁこんな感じでいかに「お前じゃ無理」かを語った
彼女さんのほうが美人っていうのは言わなかった
覚醒されると厳しいから
朝青龍をみると涙目だった
でも多分俺は事実をいっている
間違ってない
そう自分に言い聞かせてた
そして朝青龍はこう呟いた
朝「・・・じゃああなたならよかったの?」
( ゚д゚)
( ゚д゚ )
こっちみんなw
こっちみんなwww知るかwww
知らんwww俺たちは知らんぞwwwwww
勘弁してくれwww
すごい勢いで血の気が引いていった
本当にサーッて音がした気がした
朝青龍は潤んだ瞳でこっちをみている
( ゚д゚)
( ゚д゚ )
思わず目を背けた
俺「いや・・・自分で無理って言ってたじゃん」
朝「でも・・・間男に取られるのが嫌って事でしょう?」
( ゚д゚ )ぱーどぅん?
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