財産と言っても今回のことでかなり使ってしまったので
あまりないが全額放棄してもらった。
さらに200万円の慰謝料を要求した。
嫁は涙を流しながら
「それであなたを裏切った罪が消えるとは思いませんが受け入れます。
離婚後、一生懸命に働いて支払います」
と言った。
嫁との話が終わり、嫁が出て行ってしばらくして
指定の時間通りに間男が事務所にやって来た。
間男に対し慰謝料500万を要求した。
間男は拒否してきた。
俺「それでは公的な場所で第三者に判断をゆだねようと思います。
裁判になれば解決までに時間がかかることになるかもしれませんが
こちらは決して途中で降りたりしません」
そして弁護士からの説明があり間男と弁護士が話し合いをした。
その後で俺は用意していた作戦に出た。
俺「お前は数回しか関係してないというが信用できない。
俺は目撃者がいないかどうか調査をする」
間男は驚いたようだった。
俺「駅前やお前の職場の近くで通行人にホテルから出て来る2人の写真を見せる」
間男は何か言いたそうだったが、それを遮って話を続けた。
俺「『この2人がこの日以外にもホテルに行ったかどうかを調査しています。
2人がホテルに行ったところを目撃していませんか?
もし2人がホテルに入ったところの写真をお持ちでしたら
100万円で買い取らせてもらいます』
こう言って多くの人に尋ねて、それでも目撃者が現れなかったら
お前の話を信用してやる」
もちろんそんな写真を撮っている人などはいないだろうが
調査という名目でそんな写真を公開されたら間男は困るはずだ。
俺「俺が苦しんだ分、お前も職場で恥をかけばいいんだ」
間男は周りに知られることを嫌がった。
結局、職場にはばれないようにするという約束で
こちらの要求額を支払うことで話がまとまった。
こちらが予想していた以上に浮気バレを嫌がっているので
何か昇進の話でももらっているのかもしれない。
戦いが始まってからは状況判断が一番重要である。
間男が弱気になっている今は攻撃の絶好のチャンスである。
この機を逃してはいけない。
すかさず作戦の第二弾に移った。
第二弾はよ
④
紫煙
間男に次のように話した。
俺「この写真を見せて目撃者を探すのは1人では大変だ。
だから1日だけのアルバイトのスタッフをお前の住む地域で募集する。
1時間だけの仕事です。
バイト料は10万円です。
というアンケート調査員を募集するというチラシを撒く。
きっと大勢集まるだろう。
そこで集まった人達に
『これから仕事の内容を説明します。
その話を聞いてから仕事を希望する方は
申込書に名前を記入して出してください。
この場で10人を抽選で選んで仕事を依頼します』
と言って集まった人達に
2人の浮気のことを詳しく話して写真を見せて
目撃者を1時間だけ調査してもらう。
調査結果は何も得られないだろうが
そこに集まった人達から地域に浮気の話が広まる」
コメント
面白かった
ネタならネタとタイトルに入れて
修羅場期待してこれは無い
これもうフィクションじゃないかな…
嫁なんていなかったんやってやつ
※2
タイトルに「ワロタ」とあるのだから修羅場を期待したらいかんだろ
楽しかった
よそで最初のところは読んだことがあったが全体を読んだのは初めて
おもしろい
もう続きはないのだろうか
あれば読みたい
案外最後の夢オチが創作で、それ以前が現実なのでは?現実逃避?