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父「○○という名の女は、本当に我が家には鬼門だな...」【2/3】

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117: 105 2014/10/03 (金) 12:55:27.14

ちょっと寝込んでて中断してました。
先に書いとくと、彼女の名前と、俺の母親の名前は偶然だが、同じだった。
共通するのは名前だけで、性格も何も違ってたが、やった事は似たようなもんだった。

見方変えれば父子でねとられ体質だったのかも知れん。
またgdgdだが、ご容赦ください。

彼女の借金は基本、自分で払い、足りない生活費を俺が援助していた。
俺がボーナスとかで立て替えようとか思った事もあったが、
それやっちまうと、結婚も未知数な彼女の将来を縛ると思った。
俺の中では、互いの意思で結婚を決めた時点で、二馬力で返済してくつもりだった。

これは会社の先輩だった、Y子さんという女性に相談した結果だった。
Y子さんには恋愛感情はあまり感じず、母親みたいな人だった。
蛇足だが、>>106で書いていた、H君のお母さんに良く似ていた。
母の優しさを知らない自分には、そういう存在が欲しかったのかも知れん。
会社でも仲良かったな。すぐに寿退職してったけど。

(後で知ったが、彼女は当時、Y子さんと俺を疑ってたようで、
それが後の破局の理由の一つにもなったようだ。)

彼女とつきあって1年半ぐらいの頃、父子で住んでた我が家を建て替える事となった。
彼女を気に入った父が、嫁に来ると信じて先走った。
地元工務店の口車に乗せられて、親子二世代住宅の青写真。

彼女の借金は父に内緒だったんで俺は焦ったが、そのまま建て替えの話は進んだ。
信用できない工務店だったので、彼女と住宅展示場行って割安なメーカー住宅に変更はした。

その後、彼女実家に挨拶しに行ったり、
彼女の会社が倒産して借金や家賃が払えず、一時は居候させたりもした。
なんつうか、いろいろあって俺のHPの消耗が激しかった。
彼女と前の彼氏の恋愛は、俺に取って毒の沼地だったな。

彼女は俺を愛してるっていうけどさ、
前の彼氏と暮らした過去を、彼女は思い出として居候先の俺の家にも持ってきてた。
それが行為の思い出みたいな物だったりしたから、やっぱ無力感に襲われたわ。

それ見て、彼女の胸についた他の男の液のトラウマが復活して、
裏切られる夢も毎晩見て、夜、寝付けられなくなった。

118: 105 2014/10/03 (金) 12:58:59.27

子供時代、母親を見てきて、
父が屈辱の目に遭った現場も見てるから、裏切りをひどく恐れてたんだな。
彼女の事を好きであればあるほど、裏切りが怖くなった。
自分は父と同じ失敗はしない、と思っても、彼女を信じられなくなってた。

俺は、借金抱えてる彼女の精神的・経済的な依存対象って事に気づいていた。
俺が駄目になったら、依存対象から外れる未来もうっすらと見えていた。
凄いプレッシャーに変わってったな。

で、当時はもうバブル崩壊頃で、仕事のプレッシャーもきつくなって、精神が病み始めてた。
家の建て替えが完成して間もなく、山手線に全力で飛び込もうとした俺がいて、
いろいろあって、地方左遷か自主退職って事になった。

彼女には自サ.ツ.騒ぎとか左遷の話はせずに、疲れて辞めたぐらいしか言わなかった。
だが、彼女も心配して何度も家に来てくれてもいた。
俺も最初は自暴自棄で荒れたが、少しずつ回復したよ。
落ち込んで、彼女にひどい事言ったりもしたが、彼女は耐えて聞いていた。

ひとりで籠もる内に、彼女の辛い気持ちを考えるようになって、立ち直る事を決めた。
もう、疑う事は止めよう。
彼女の為に、これから頑張ろう。彼女が望むなら、籍を入れて借金は二人で返そう。
そう思うようになっていた。

だが、既に時遅しで、その頃彼女は隠れて新しい彼氏とラブラブしてたんだが、
俺はまだ何も知らなかった。

119: 105 2014/10/03 (金) 13:07:08.67

気持ちが安定した頃、彼女を家に呼んだ。
夜、二人で散歩して、新築2カ月の家の外灯を見て言った。

「夜、帰ってくる時に明かりが点いてるとほっとする。
誰かが待ってくれると思うと、嬉しいんだ」

寂しい家庭で育った自分の、家庭への夢、結婚観を話したつもりだった。
そして「これから頑張るよ、心配掛けたね」と言おうとした矢先。

彼女は冷たい顔をして、俺の母親へのトラウマだと非難しだした。
はぁ?何言ってんの?て感じで俺は驚いた。
それまでの彼女と少し違っていた。

だが彼女を信じる事にした俺は、再就職のプランを考えて、
欲しかった技能を得るために、専門学校に通う事にした。
夜間、学校に通いながら昼間は仕事をするつもり。
技能習得後は、収入も倍増するはずだった。

俺は彼女に電話して「学校も決めた、これから頑張るよ!」と明るく伝えた。
だが彼女は冷たく嘲笑してきた。
言葉が途切れがちで、電話の後ろに誰かいそうな気配がした。
家にはもう来ないと言うから、俺がそっちに行くと言うと激しく拒絶。
翌日夜に、彼女のアパートに行くと伝えた。

翌日夜、クルマで彼女のアパートに行く。
合い鍵は持っていたが、ブザーを押すと彼女がドアを開けた。
憐れむような眼差しで俺を見る。

彼女の肩越しに見えた部屋。2週間で、部屋が全く変わっていた。
彼女の持ち物以外の、いろんな家財道具が入っていた。
そして部屋の中には、学生のようにも見える年下の若い男。
(後で聞いたが7歳下の、彼女の会社の同僚だった)

「この人と今、つきあって一緒に暮らしているの」

そこから先は、覚えていない。
覚えてるのは、

「へへ、へへへへ」

と笑ってクルマを運転し、途中で路地に入って大声で泣いていた事。

夢で怯えてた事が、現実になっちゃったよ。
俺、何やってたんだよ。
こんな結末の為に、家建てて、借金助けて、生活費も工面して、ピ工口だったんだ。
たった2週間で、何でガキみたいなヤツが一緒に住んでるんだよ!

これから出かけるので、
夜にまた書きます。

 

 

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