今でも、奥手でビビリだった俺があんな風に嫁に押せたことは凄いと思う。
実際、俺は必タヒだったんだ。俺が嫁を好きだったことを知らないだけならともかく、女子を好きだったと思われてたなら
はっきり言わないと仕方ない。
店に戻ると、Bと女子が興味津々で迎えてくれた。
連絡先教えてもらった、子供たちと一緒に飯の約束もしたっていったら「おーっ」って。
約束はまたも翌々日、休日前の夜だった。
まってたよ!45乙!
再び支援
なんかすげえいい話だな
いいなあ
しえん
今更スレをイチから読んでみたんだが、俺の文章長いな。
もうちょっとあっさり書いたほうがいいだろうか。
>>444
読み応えがあるからそのままでお願い
>>444
俺もそのままに一票!
じゃ気持ちあっさり目で。
嫁に次会うまでの日、俺はもう少しうじうじするかと思ってたけど、そうでもなかった。
腹が据わったというか、何でも来い!みたいな度胸。
ただ嫁に関してはそうでも、嫁の子供たちに対する不安はあった。
ろくすっぽ名前も呼ばなかった自分の息子より年上の子供なんて、どう接したらいいのかわからん。
お母さんとお付き合いしたいです、とか俺は子供にとって敵でしかなくないか?
答えは出ないまま、当日夕方、待ち合わせ場所に嫁と子供たちが来た。
長女は中学生。切れ長で涼しげな目元が聡明そうだ。
次女は小学生。大きな明るい目が嫁にそっくり。
長男も小学生。そのままだと長女似だけど、笑った顔が次女と同じだ。
3人とも嫁が「俺さんだよ」と紹介してくれただけで、「こんばんわ」「名前です」と挨拶も自己紹介もしてくれた。
後になって知ったんだけど、これって結構凄いことなんだな。
後々になってこの頃の長男と同じ年になった息子と友達に会ったけど、みな上目遣いで見るばっかりで
初対面のオッサンにきちんと挨拶できた子なんていなかったよ。
食事はおどける次女、突っ込む長男、嗜める長女、笑ってる嫁とそれらを見ている俺って感じで滞りなく進んだ。
これが普段の風景なんだろうなぁ、ってくらい馴染んでて、手に入れもしなかったのに失った感のある団欒を思って呆然としたりした。
食事を終えてデザート待ちのとき、長男が「母さん、トイレの場所が解らんから着いてきて」と嫁に声を掛けた。
嫁が「トイレはあっちだったよ」と指し示すも、「いいから」と嫁を引っ張る。
「でも…」と困ったように俺を見る嫁に、長女が「だから、あたしから俺さんに話があるから。お母さんは席外して」と言った。
嫁のいないテーブルで、長女の賢そうな目と次女の大きな目に晒されて俺はそれまでになく緊張した。
俺はやっぱり敵だったか?中学生女子の罵倒がどんだけキッツイもんか、俺は身をもって知ってる。
ガチガチになる俺をよそに、長女が「俺さんて、お母さんのことが好きなんだよね?」と聞いてきた。
「お母さん、凄いモテるの、知ってる?」「うん」
「不景気に看護婦だもん、強いよね。まだ若いし。でもいっつも私たちに遠慮して断ってるの」「うん」
「どれだけモテてるのか、教えてくれないから知らない。でも会わせてくれたのは俺さんが初めて」「うん」
「私たち、何度も話し合って決めてたんだ。お母さんが再婚したいって思った時反対しないでいようって」「…」
「お母さん、ああいう人だから、私たちに会わせるってことはかなり前向きに考えてると思うの」「…」
「本人はあんまり解ってなさそうだけどw」「そうだね」
「でもお母さん、自分の幸せは私たちも込みだと思ってるから」「うん」
「それでも会わせてくれたってことは、俺さんは私たちも大事にしてくれそうだって思ったんだよ、きっと」「…」
「その辺は、私たちもお母さんを信用してるってのもあるけど」「…努力します」
「だから私たちを幸せに出来ないならお母さんには近づかないで、って言うのはやめとく」「…ハイ」
「でも私たちを幸せに出来ないと思ったら、多分お母さんは誰とも付き合わないよ」
俺は何言ったか覚えてないんだけど、俺の返事に長女がクスクス笑ってたのは覚えてる。(長女は未だに教えてくれない)
長女は次女と顔を見合わせてぽそぽそと相談、「ま、頑張って」と言うと、次女に嫁さんたちを迎えに行かせた。
次女は椅子から降りると「私、俺さん嫌いじゃない」と言ってくれた。(長女は「次女!」と止めてた)
次女が行った後、長女に「滅茶苦茶びっくりした、凄くしっかりしてる」と言ったら、「ほとんど旦那姉ちゃんの受け売りだよ」とバラしてくれた。
その後のデザートは、食事時よりいくらか和んで食べられたと思う。
嫁は自分たちの分は自分が払うと言って聞かなかった。俺は俺が誘ったんだし、勿論出すつもりで店を選んでたから断ったんだけど、
嫁はやっぱり頑なだった。結局俺が譲った。
「次は俺が出すから。お店は決めといて」
「出さなくて良いです!次はファミレスで!」
俺の誘導にあっさり引っかかった嫁と次の約束をして、その日は別れた。
俺は嫁さんにマメに連絡して、仕事の合間の食事(ほとんどランチだったけど)の約束を取り付けた。
嫁さんはコンビニ飯だったりマックだったり弁当だったり色々だったけど、どれでも美味しそうに嬉しそうに食べるんだ。見てて楽しい。
これも後で知ったことだけど、嫁のいた病院にはちゃんと食堂があるんだけど、俺に付き合うためにそこを利用してなかった。
コメント
うーんwww
ドラマとか携帯小説の読みすぎかなー(笑)
なんで息子が来たか書けよー
飽きたのかー?
頑張ったな、先生は
バブルババア元嫁と今嫁の格の違いに愕然。
まあ、どっかで読んだ話の寄せ集め感は否めんが。
不倫話で小学生の頃から書き出す奴なんなの?