完全に平行線。K先輩が方向性を変えました。
K「分かった。とりあえず、そちらと俺らがしていた事が同じ事だと言うんだな?」
彼「違うって言うのかよ。信じられると思うのか?」
K「いや信じなくて良い。で、俺らが何したと思ってるの?」
彼「は?」
K「だから、もしもアンタらと同じ事を俺とAがしてたと仮定して、
アンタは俺とAが何したと思ってんの?」
彼「それは・・・だから・・・」
K「言えば?ハッキリと。もしもアンタらと俺らが同じ事してたんなら
どーせお互い様で同罪っしょ?罪悪感感じる事ないんじゃない?」
彼「・・・・」
この当りは詳しく覚えてないのですが、
なんだか色々とK先輩がねちっこく言ってたのは記憶してます。そして、後に。
彼「あぁ悪かったよ!Sと寝たよ!やったよ!
これで良いんだろ!俺が認めればお前らも認めるんだろ!」
K「認めるわけないだろ。『もしも同じ事してたら』って仮定の話だろうが。」
彼、ポカーン
彼「・・・・ ・・・・は?」
K「S子。本当?今言った事」
S「・・・ごめんなさい。」
K「S子が謝る事じゃない。本当かどうか聞いてるん」
S「本当です」
彼「・・・お前、何言ってるの?」
K「だから。浮気したのはお前だけ。一緒にすんな」
(K先輩。既婚者で、仲間内では有名な愛妻・愛娘家です)
彼「・・・・・は?」
彼の完全に腑抜け状態な声を無視して、K先輩が私の方へ。
K「A、聞いた? 言質取った。どうする?」
事情を理解した先輩Kは、私の為にハッキリさせようと思ってくれてたのです。
途中でその意図を理解した私は、あえて黙って見守ってました。
(イヤ半分くらいは鼻が痛くて黙ってたんですがww)
彼「・・・何なの?どういう事なの?」
私「うるさい鞄投げるなメールでも読んでろバカ」
私が言って、今度は後輩Sの方を向きました。
涙は見せてはいないけど、既にかなり泣きそうなSちゃん。
私「私とKさんが、この時間になんでココにいるのか分かってるよね?」
S「はい」
私「じゃあ、何で怒られるのか、ちゃんと分かってるよね」
S「・・・ごめんなさい」
彼「何言ってるの?A」
私「黙れ部外者」
私「(Sに向かって)・・・営業がお客様との約束忘れるって、一番ダメだよね?」
S「・・・はい」
彼「営業?何?」
私「だから黙ってろバカ」
K「担当変わったのか?ってお客様心配してたぞ」
S「・・・はい」
彼「A・・・これって・・・俺・・」
私「メール読んでろって言ってんでしょバカ」
彼は朝に私が送った一連の説明メール2通
(全部の詳しい説明と打合せの場所、一緒に行く人に妻子があって心配ない事)を
その時初めて読んだようでした。
彼氏一転。土下座しそうな勢い。
彼「A!待って。違うから。頼むから待って」
私「うるさいって言ってんでしょバカ」
彼「違うんだ。俺、昨日凄く○ってて」
私「知るかバカ」
彼「本当に。聞いてくれよ。俺、凄く○ってて。昨日の事全然覚えてなくて。
起きたら横にこの人が寝てたって言うか・・・」
S「え!ちが!そんな!」
彼「黙ってろよS!お前が俺の事○い潰したんだろ!」
いやアンタシ酉で潰れるような人間じゃないし。
K「おい!」
S「ひど・・・私・・・」
彼「俺は悪くない、A。俺はむしろ被害者って言うか・・・」
私、渾身の力を込めてグーパンチ。
彼の胸の中心に当たり、思わずよろける彼。(骨に当たったみたいで、私もかなり痛かった)
コメント
男見る目腐ってる自慢か?