自分 「何言ってんの?」
間男 「え..」
自分 「いいですか。よく聞いてください」
自分 「毎日毎日DⅤ。それから借金」
間男 「…はい」
自分 「それ妻のかなり前の元カレの話です」
間男 「……あっ」
自分 「なに。妻が俺の話だってそう言っていたんですか。それともあなたの勘違いですか」
間男 「いや、旦那さんってきていたような…」
自分(こいつさっき、あっ て言ってただろ)
間男 「すいませんすいませんすいません!!!!」
間男 「でもこの金額じゃないと本当に無理なんです!!!!」
会話が次第にできなくなる。
間男 「お願いしますお願いしますお願いします!!!」
半泣き
自分 「…..」
書士 「…..」
書士(もうきついな)
自分(そうですね)
自分 「わかりました」
間男 「!!」
間男 「ありがとうございます!!」
書士 「では、○○万円で。示談書つくりますので」
書士 「残りはいつ持参しますか?」
間男 「はい!!来週の金曜でお願いします!!」
自分 「…」
書士 「…」
こんな奴とはできるだけもう関わりたくなかった
書士 「それと契約書なので、費用として双方に支払いをお願いしたい。」
自分 「え、あ、はい」
書士 「なに、○○君(俺)だけが払う気してたの?」
自分 「あ、はい。」
書士 「違う違う。」
自分(えーっと6万を折半だから3万か)
書士 「○○君(俺)からはもうもらってるから。」
書士 「君(間男)も6万円お願いしたい」
自分 「!?」
書士(チラっ)
自分(ありがとうございます)
書士 「ということで○○くん(間男)にも6万円お願いしたい。」
間男 「はい!!あっ、すいません手持ちがないので明日でいいですか??」
書士・自分 「……」
書士 「…わかりました。では明日。来週示談で。」
間男 「はい!ではお先に失礼いたします!」
書士 「はい」
自分 「….」
バタンっ
書士 「…なんなの?あいつ」
自分 「さぁ..ちょっとアレでしたね。」
書士 「つーか絶対まだ金もってっから。絶対。」
書士 「本当に生活苦しいんだったら生活とは関係ないお金 6万もすぐ用意できないから。」
自分 「やっぱり、そうですかねぇ」
とりあえず来週ということで示談書の作成をお願いした。
自分 「あの。」
書士 「ん?」
自分 「来週、妻もよんでいいですか?」
自分 「事の重大さを知って欲しくて」
書士 「そっか。不倫されても奥さんの事ちゃんと考えてるんだね」
自分 「離婚はしますけど、もうどうでもいいとは思わないんです。 しっかりして欲しいんです。」
書士 「わかった。」
こうして、次の週に示談という感じになった。
次の日から新居探しや引越しの準備に追われていた。
妻もつわりがひどく仕事を休んでいた。
出て行くまでは普通に接しようと思い、普通に接していた。
そんな時
妻 「あのさ」
自分 「なに?具合悪い?」
妻 「いや、それもあるけど。」
自分 「なに?」
妻 「あなたも女作っていいから..」
自分 「?????」
妻 「彼はね(間男)」
妻 「安定剤のような役割だったの」
自分 「はぁ」
妻 「妊娠してつわりとかもあるし、情緒不安定だし。 それであなたとも喧嘩多くなったし。」
自分 「うん。ん?まあいいや。うん」
妻 「でもね。彼(間男)といると不思議とつわりも軽くなるの」
自分 「….」
妻 「今、彼(間男)と離れたら私駄目になる」
自分 「…」
自分 「じゃあ、あっちの嫁と話し合って、間男と結婚でもしろよ」
妻 「そうじゃなくて!!」
自分 「???」
妻 「あなたとも離婚したくないの!」
自分 「はい?俺といると情緒不安定になるんでしょ?」
自分 「んで、あいつ(間男)が安定剤の役割なんでしょ?」
妻 「うん」
自分 「だったら、情緒不安定になる原因(俺)が取り除かれればそれでいいじゃん」
妻 「だからあなたとも離婚したくないんだってば!」
自分 「何が言いたいの?」
妻 「…..」
妻 「あなたも女作っていいから」
妻 「だから…彼(間男)を公認彼氏にして!!」
自分 「……..え」
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