で、改めて続きね。
年末に嫁と息子と3人で実家に帰るとき、
ついにチャンスが来た。
実家までは新幹線で帰ったんだがトータルで5時間ぐらいかかる長丁場。馬.鹿な嫁は、当然いつものようにメール打ってる。
いつもと違うのは、俺がすぐ横にいること。
警戒心が弱まっているとはいえ俺からさりげなく画面を隠すようにメールを打っていたが・・・・甘い。
横から指の動きを見れば、
大体のパスワードは予想できる。
嫁のパスワードは4文字だった。
指の位置で、大体1・2・3行をうってるか
4・5・6行か7・8・9行を打ってるかも
予想できた。
ここまで情報があれば、5分程度でパスを暴けるはず。
年末年始、実家ではおとなしく過ごした。
俺両親は嫁を凄い気に入っているので
離婚のことを黙っているのはかなり苦痛だった。
親は俺たちに早く次の子を作りなさいだとか自閉症でも兄弟がいたほうがいいとおもうだとか言ってくる。
笑いながら対応するのがつらかった。
sien
④
正月3ヶ日があけるまえに自宅に戻った。
嫁が携帯をおいて風呂に入っていく。
早速予想していたパスを入れる。
試行3回目でビンゴ。
おびただしい数の特定人物とのメールが入っていた。
2,3通のみ確認したが、相手は男っぽい。
見たメールからは、確定かどうかわからなかった。(凄く仲がいい友達、の可能性がなくもない)
じっくり見たかったが、ここでばれては元も子もないし、パスさえわかればこっちのもの。この日はこれで終わりにしておいた。
次の日には電気屋でマイクロSDを購入した。
再度嫁の携帯に触れるチャンスが訪れたのは
その2日後。
嫁の携帯の説明書で予習したとおりの手順で
マイクロSDをセットし、メールをすべてSDにコピー。
事前に自分の携帯でやってみたんでわかっていたが、このコピーって結構時間がかかる。(容量にもよるが、10分ぐらいかかる)
嫁が風呂から出る前に終わってくれ!!
とスパイ映画の主人公になったみたいにどきどきしたよw
何とかコピーを完了し、何食わぬ顔で嫁と対応。
『どうも連れが新年会してるみたいなんでちょっと顔を出してくるね』
と嫁に伝え、コンビに移動。
自分の携帯にマイクロSDをセットし、ゆっくり内容を確認していった。
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